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鎌倉インターナショナルFCが市民オープン型人工芝グラウンド建設を発表

[ 2020年12月10日 18:47 ]

 神奈川県社会人リーグ2部の鎌倉インターナショナルFCは10日、鎌倉市内で会見し、同市初となる市民オープン型の「人工芝グラウンド」を建設すると発表。「鎌倉みんなのスタジアム #鎌倉みんスタ」プロジェクトとして建設費の一部をまかなうため、この日23時59分から来年2月23日までを実施期間とするクラウドファンディングを開始する。

 人工芝グラウンドは総工費約1億円、年間利用者数は約5万人を想定。来年2月に着工し、同4月の開業を目指している。クラウドファンディングでは目標金額を3000万円に設定。「芝生ピッチオーナー」として1平方メートル1口3万円から募集、優待利用、スタジアムへの名前パネル掲載などが特典として付くという。

 鎌倉インターナショナルFCは四方健太郎氏をオーナーとして18年1月に設立。今季は神奈川県社会人サッカーリーグ2部Bブロックで優勝、20日には同1部リーグへの昇格決定戦に挑む。将来的にはJリーグ参入を目指している。人工芝グラウンドはチーム強化はもちろん、鎌倉での裾野拡大のため、市民にも開放する。

 四方氏は「グラウンド作りは悲願です。サッカー不毛の地と言われますが、チャレンジしていく姿を、サッカーのフィールドでもマネジメントでも世の中に見せることで、少しでも勇気を与えられれば」と話した。 

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2020年12月10日のニュース