J2福岡　FW山岸、移籍後8試合目での初ゴールは2発！「貢献できて良かった」

明治安田生命J2第33節   福岡3―1琉球 （ 2020年11月11日    レベスタ ）

先制ゴールを喜ぶ福岡イレブン
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　2ゴールでホームのファンにあいさつ代わりの勝利を贈った。福岡のFW山岸が山形から移籍後、出場8試合目で初得点となる2ゴールを決め「ゴールが遅くなったが結果で貢献できて良かった」とホッとした表情を見せた。

　「J1でプレーしたい」。その目標をかなえるために、主力として6得点していた山形から10月6日に加入。移籍後、なかなか結果は出なかったが「いつかいい流れが来ると思っていた」。自分を信じてプレーを続けた。

　前半31分の先制点は、クロスに反応して右足を振り抜いた。そして後半28分の2点目は、遠野からのパスを受けるとGKの股下を抜く会心の技ありシュートだった。「（遠野）大弥が自分を見てくれた。タッチから狙い通りだった」。快勝の立役者は「仲間に感謝」と声を弾ませた。

　し烈を極める昇格争いは、勝ち点「3」差で追う首位・徳島、同「2」差で追ってくる3位・長崎も勝利したため、順位は変わらず自動昇格圏の「2位」を守った。

　後半32分には上島の得点も生まれ、9月27日の長崎戦以来となる3得点は、厳しさを増す今後の戦いに弾みを付けそうだ。山岸は次戦・山口戦へ「しっかり集中して入って勝ち点3を取って、みんなで喜びを分かち合いたい」。残り9戦。頼れるストライカーが福岡をJ1昇格へ導く。