クロアチア代表DFビダ　親善試合の最中にコロナ陽性判明、即隔離　検査陰性の同僚らは次戦へ移動

国際親善試合   トルコ3―3クロアチア （ 2020年11月12日    イスタンブール ）

　クロアチア代表のDFドマゴイ・ビダ（31＝トルコ1部ベシクタシュ）が11日、先発出場していた国際親善試合トルコ戦の試合中に新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことが判明した。

　クロアチア協会によると、トルコ戦2日前の9日に受けた検査で選手、スタッフ全員が陰性だったため、予定通り試合が行われてビダは先発出場した。

　トルコ戦当日の11日午前中に、14日の欧州ネーションズリーグ・スウェーデン戦（ソルナ）に向けた検査を実施。その検査でビダが陽性となったという結果が同日夜のトルコ戦のハーフタイムにクロアチア代表チームへ届いた。ダリッチ監督は前半だけでビダを交代させることを決断していたが、陽性判明後すぐに隔離措置が講じられた。

　ビダはチームを離脱するが、検査で陰性となった選手、スタッフは予定通りスウェーデンへ移動。クロアチアは欧州ネーションズリーグで14日のアウェーでスウェーデン、17日にホームでポルトガルと対戦する。