G大阪・宇佐美　堅守こじ開ける　3日C大阪とダービー

C大阪戦での得点に意気込みを見せるG大阪FW宇佐美（C）GAMBA　OSAKA
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　その右足にかかる責任を背負う覚悟は持っている。2位と4位の上位対決となる3日の大阪ダービー。決戦を控えたG大阪のFW宇佐美貴史（28）は「（前回対戦時に）守備のコンパクトさ、全員守備の凄みは感じた」と堅守のC大阪を認めつつ「セットプレーもそうだけど、チャンスを打開するアイデアがないと崩せない」と自らを“キーマン”に指名した。

　前節の札幌戦は先制点の起点となるスルーパス。10月18日の大分戦ではCKからパトリックの得点をアシストした。中9日で大一番を迎える4位・C大阪に対し、自軍は中2日。時間が進むにつれて、体力差が出てくる可能性がある。00年シーズン以来20年ぶりに遠藤保仁（J2磐田）がベンチにもいない大阪ダービー。1発で局面を打開できる宇佐美の存在はよりクローズアップされる。

　直近10試合は9勝1分け。無敗が11に伸びれば、11年以来9年ぶりだ。前回敗れた借りを返し、2位の座を死守する。