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湘南 新外国人MFオリベイラ、フォアザチーム誓う「ゴール決めて愛される選手に」憧れはピルロ

[ 2020年11月3日 15:19 ]

 湘南の新外国人MFオリベイラ(22)が3日、初めてオンラインでメディア対応し、フォアザチームを強調した。

 人口3万人のサンパウロ州バストス市出身で、15年にコリチーバでプロになり、アトレチコ・パラナエンセ、インテルナシオナルでプレー、ブラジルのU-15やU-17代表に選ばれ、共にキャプテンを務めた経験もある。19年に来日してJFC宮崎でプレー、昨年秋に練習参加して認められて今季から湘南入りしたが、すぐにJFLのFC大阪に期限付き移籍、10月に復帰した。

 「コンディションは80%ぐらい。湘南に来たときよりよくなっている。少しでも日本に長くいたいし、ゴールを決めてファンから愛される選手になりたい」。体重も3キロ減って動きもよくなっている。食生活も改善して野菜を多めに取るなど工夫している。湘南ではチームの寮で生活し、日本の生活にもなじんだ。

 来日したきっかけは「ブラジルのクラブは財政的に厳しい。こういう機会があったので日本でやろうと思った」本職はボランチでCBもできる。「マークやプレスも得意、前に出ていってミドルシュートも打てる」と元イタリア代表のMFピルロが憧れで、こうアピール、攻守のつなぎ役を目指す。オリちゃんと呼ばれ、日本語も少しは理解できるようになってきた。「日本で成功するにはチームを助けられることが重要」と日本のスタイルも理解している。すでに鳥栖戦と横浜FC戦でベンチ入りしている。ケガ人が続出しているだけに、まもなく出番が来る可能性もある。湘南のピルロとしてチームの救世主になれるか注目だ。

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2020年11月3日のニュース