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J2京都 元監督の加藤久氏が強化育成本部長就任 10年ぶり古巣復帰

[ 2020年10月2日 18:04 ]

加藤久氏
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 J2京都は2日、元クラブ指揮官の加藤久氏(64)が強化育成本部長に16日付で就任することを発表した。10年シーズン以来10年ぶりの古巣復帰となる。

 加藤氏は07年シーズン、J2に所属していた京都のGMに就任した。J1昇格への危機に瀕した10月に美濃部監督を解任して自らが指揮官就任した。入れ替え戦で1シーズンでのJ1昇格を決めると、08年シーズンからは監督兼GMとしてチームを2年連続のJ1残留に導いた。だが10年シーズンは開幕後から低迷。7月に解任された。その後JFA復興支援特任コーチや磐田GMを歴任。今季はJ2町田の「未来プロジェクトリーダー」として育成部門のアドバイザーや来夏完成予定の専用練習場(クラブハウス)などの建設に尽力し、9月30日付で退任していた。

 今季、強化部長に就任した山道守彦氏が陣頭指揮をとって獲得したJ2得点王のFWピーター・ウタカやDFヨルディ・バイスらが主軸を担い、現在J2リーグ6位。昇格が狙える位置に付ける。日本サッカー界の重鎮が古都のクラブに復帰することで、どんな化学反応が起きるのか注目が集まる。

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2020年10月2日のニュース