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鎌田 鮮やか左足ワンタッチで2戦連続アシスト!長谷部もフル出場ともに連勝貢献

[ 2020年6月19日 05:30 ]

ドイツ1部   Eフランクフルト2-1シャルケ ( 2020年6月17日 )

<Eフランクフルト・シャルケ>フル出場しアシストを記録した鎌田(右)(AP)
Photo By AP

 ドイツ1部リーグでEフランクフルトの日本代表MF鎌田大地(23)が17日、ホームのシャルケ戦でフル出場し、2試合連続アシストをマークした。0―0で迎えた前半28分に左足でゴールをお膳立て。同僚のMF長谷部誠(36)も3バックの中央でフル出場し、チームは2連勝とした。2部ハノーバーの原口元気(29)はザンクトパウリ戦の後半から出場し、1得点1アシストと活躍した。

 先制アシストは的確な判断から生まれた。前半28分、味方が自陣でボールを奪うと即座に反応。コースを内側に取ってスペースを空けると、相手守備陣の背後の広いスペースに走り込んで縦パスを呼び込む。その間に5度、6度と頭を振って味方の位置を確認。滑り込みながら左足のワンタッチで中央のシルバへつなぎ、貴重な一撃を呼び込んだ。

 さらに得点こそ奪えなかったが、前半から自らも積極的にシュートを放った。後半23分には至近距離で絶好機を迎えたが、シュートは枠外へ。進境著しい23歳のアタッカーがチームの攻撃を力強く引っ張った姿に地元紙フランクフルタールントシャウは「前半は相手陣でパス成功率100%だった。多くのシュートを放ち、先制ゴールをお膳立てした」と寸評。攻撃の要としてチームをけん引する若武者を高く評した。

 またドイツ1部の公式サイトも驚きとともに紹介。「対戦相手にとっては、ゴール前で最大の脅威となる存在だった」と自らの価値を証明し続けるアタッカーを褒め称えた。

 警告を受け次節のケルン戦に出場停止となったが、日々、目に見える結果を出している鎌田はドイツの地で確かな足跡を残している。

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