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ブレーメン大迫 残留つないだ203日ぶりゴール “夢のようなパス”でチーム4点目の起点にも

[ 2020年6月15日 05:30 ]

ドイツ1部   ブレーメン5―1パーダーボルン ( 2020年6月13日 )

パーダーボルン戦でゴールを決めたブレーメンの大迫(中央)(AP)
Photo By AP

 203日ぶりにFW大迫に待望のゴールが生まれた。1―0の前半34分、味方のシュートがGKにはじかれると、すかさず右足で左隅に押し込んだ。昨年11月23日シャルケ戦以来となる今季5得点目。「この勝利が、残り3試合にいい効果を生む。勢いに乗って残留できるよう、ベストを尽くしたい」。残留争いの直接対決を制し、クラブ公式サイトで価値を振り返った。

 前半は3―3―2―2のトップ下、やや左よりの位置でプレーし、後半途中からは味方の交代に伴い前線へと移った。後半14分のチーム4点目にも絡み、相手を背負いながら球をキープし、巧みに浮かして裏を突いたパスから起点に。後半31分に退くまで攻撃の起点として働いた。

 大迫の貢献で最下位18位のパーダーボルンの直接対決を制したことで、順位は自動降格圏の17位のままでも、2部との入れ替え戦に回る16位のデュッセルドルフに勝ち点で並んだ。ドイツのテレビ取材に応じたコーフェルト監督は「いい試合をした大迫に大きな賛辞を贈りたい。2トップを組んだ同僚とバランス良く動いた」と高評価。情報サイトのダイヒシュトゥーベからも「この日本人は前線中央でとてもアクティブに働き、4―0とする得点を夢のようなパスで導いた」と称された。

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2020年6月15日のニュース