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バルサGKテアシュテーゲン 自粛生活で家族と絆深まった!育児に奮闘「息子とより仲良くなれた」

[ 2020年5月11日 21:59 ]

バルセロナのドイツ代表GKテアシュテーゲン(AP)
Photo By AP

 スペイン1部バルセロナでプレーするサッカードイツ代表GKテアシュテーゲン(28)が新型コロナウイルスの影響による自粛生活で家族との絆が深まったことを喜んだ。スポーツ専門局のESPNが本人から届いた手紙の文章をネット上に公開。今年生まれた子供に対する育児に奮闘する様子やシーズン再開に向けた想いなどを赤裸々につづった。

 テアシュテーゲンはパンデミックの影響で多くの人が命がけの戦いとなっている状況を嘆きつつ「スペインではようやく制限が解除され始めました」と約2カ月に及んだロックダウンが緩和されたことを報告。「必ずしも物事をネガティブに見る必要はない。このような状況があるからこそ、私たちは人生で本当に大切なものに気づけるはず。私の場合、それは父性に浸る機会を持つことを意味していた」と前向きなメッセージを発信した。

 自粛生活中は特に生後4カ月の息子と一緒いられる時間が長くなったことを歓迎し「息子とより仲良くなれたことが素晴らしいかった。今もすくすくと成長していて、一緒にいてとても気持ちがいい。毎日息子のそばにいると、こんなにも色々と見えてくる」と子育ての楽しさを実感。その反面苦労も多いようで「彼が日中に寝ている間に全てのメールやメッセージをできるだけ早くチェックしなければならない。まるでそういったゲームのようだった。正直言って返信ミスも時々あった。彼が私の注意を求めてきたら、すぐに応えられようできるだけ長くそばにいるようにした」と日々奮闘している様子を伝えた。

 チームは8日から個人練習が再開。充実した自粛生活を送っていたテアシュテーゲンだったがサッカーへの情熱は当然消えておらず「ボールなしで気が狂いそうになる時はしばらく庭に出てボールを蹴りまくっていました。その感覚を手に入れたかっただけなんだ。ここまで体調を崩さないよう健康に気をつけて、トレーニングに戻る日に向けて頑張ってきました。ゲームのために体調を整えるのに時間がかかるかもしれませんが、私は必ずそのピッチにいます。家でやっていた個別の運動とコートでの専門的な作業は比べ物になりませんが、ボールをくれれば(いつだって)頑張れますよ」とシーズン再開を待つサポーターへ力強くアピールした。

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2020年5月11日のニュース