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ハノーバー原口 対戦相手にコロナ感染者 17日ドレスデン戦は中止

[ 2020年5月11日 05:30 ]

ハノーバー原口元気
Photo By スポニチ

 日本代表MF原口元気(29)の所属するドイツ2部ハノーバーは9日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していたリーグの再開初戦ドレスデン戦(17日)を行わないことを表明した。対戦相手のドレスデンが9日に新型コロナウイルスの検査で2選手が陽性反応を示したと発表。地元の保健当局がチーム全体に14日間の自主隔離を指示したため開催不可能な事態に陥った。ドレスデンの発表を受け、ハノーバーも試合の見送りを表明した。

 3月中旬に感染者が出たハノーバーも一時は14日間の自宅隔離処置を取ったが、4月上旬から少人数に分かれたチーム練習を再開。2メートル以内の対人練習は避けながら調整を続けてきた。原口は「スポーツ界で先陣を切ってやることになる。いい試合をしないと」と意気込みを語っていたが、3月6日以来のピッチは再び遠ざかった。

 同国メディアによるとリーグは再開方針を変えず、週明けに当該試合について対応を話し合うとしている。ドイツでは政府と各州が6日に無観客で試合を行うことなどを条件に1、2部リーグの再開を許可。16日からの試合実施を決めたリーグの1、2部の全クラブは検査を繰り返し受けており、ドレスデンでは陽性だった1選手が3日から自主隔離となっている。

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2020年5月11日のニュース