横浜FC・カズ、今季初実戦で躍動　開幕戦へ「出るとしたらトップ下だと思う」

練習試合   横浜FC3―2J2栃木 （ 2020年2月4日    宮崎・日向総合運動公園 ）

相手マークをかきわける横浜FCのカズ
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　左臀部（でんぶ）痛で出遅れていた横浜FCのFW三浦知良（52）が宮崎キャンプ8日目の4日、J2栃木との練習試合で今季初の実戦に臨んだ。相手DFとの競り合いを制し、ヘッドでゴールに迫るなど上々のスタート。左腕に主将マークも巻き、35分間プレーした。

　「どんな練習よりも試合が一番、自分の感覚を取り戻しやすい」とカズ。CKの場面ではキッカーのレアンドロ・ドミンゲスに「どの辺に蹴るのか教えてくれ！」とポルトガル語で尋ねる場面も。実戦となれば得点への欲求も一気に増した。今後は23日に迫る開幕戦（対神戸）へピッチを上げる。「まず序列を上げないとね。出るとしたらトップ下だと思う。いかに周りと関わりボールに触るかが課題」。52歳にしてなお、向上心の塊だった。