カズ、久保の“修正能力”称賛「自分のスタイルも出せる選手」

トークショーで熱弁する三浦知（撮影・大塚　徹）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　来季J1に昇格する横浜FCのFW三浦知良（52）が22日、都内の日本サッカーミュージアムでトークショーに参加した。前夜は新国立オープニング式典に参加後、マジョルカ―セビリア戦のハイライト映像を見たという。カズは早速、次代を担う18歳のMF久保建英の「修正能力」の高さを称賛した。

　「FC東京の時もそうですが、決して最初からうまくいってるわけではない。ただ何カ月かすると皆が求めるものをやりつつ自分のスタイルも出せる選手」と評した。例えば守備面を指摘され、DF力を上げると本来のスタイルを見失ってしまう選手も多いが、久保は違うという。

　また森保一監督にも言及。「僕とゴンは前に出て、ポイチは後ろから支えるタイプですが、シンが強い。監督をしている姿を見て思います。来年はまず東京五輪。信念を持って、いい成績を残してほしい」。この日は一歩引いた視点から冷静な分析眼を披露したカズ。開幕先発を狙う来季へ、オフの間も刺激に満ちているようだった。