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本田 フィテッセ退団 恩師スルツキ監督の退任を理由に挙げる 今後については説明せず

[ 2019年12月23日 20:05 ]

本田圭佑
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 オランダ1部フィテッセの元日本代表MF本田圭佑(33)が23日、自身のツイッターで退団することを表明した。クラブも同日、本田の退団を発表した

 ツイッターにアップした動画の中で、本田は英語で「みなさん、こんにちは。1つ伝えなければいけない。クラブを離れることを決断した。なぜなら私の使命はここに来て状況を変えることだった。そしてそれができなかった。そしてスルツキ(監督)がクラブを離れた。少なくとも、私はそれに対して責任を感じている。だから私はここにとどまるべきではない。しかし、サポーター、チームメート、みなさんに感謝している。ここにいる間、とても親切にしてくれた。また会いましょう。ありがとう」と、低迷するチーム状況を変えられず、CSKAモスクワ(ロシア)時代の恩師でもあるスルツキ監督の退任を招いたことを退団理由に挙げた。今後については説明していない。

 5月にメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)を退団した本田は、2020年東京五輪出場を目標に掲げ、欧州でのプレーを希望。11月にフィテッセと今季終了までの契約を結び、リーグ4試合に出場して無得点だった。スルツキ監督の退任後には「問題は僕のモチベーションで、監督がいなくなったことでここにいる意味が大分半減してるんで。当然ながら冬の移籍も頭の中に入れてる」と話していた。

 22日に行われた古巣のVVVフェンロ戦はベンチ外でスタジアムにも姿を現さず、クラブ広報は欠場について「個人的な理由」と説明していた。

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2019年12月23日のニュース