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玉乃淳氏、J2新潟GMに電撃就任!「異色のキャリアとよく言われますが…」35歳青年GMの夢は2つ

[ 2019年12月18日 16:48 ]

2007年当時の玉乃淳氏
Photo By スポニチ

 J2新潟は18日に取締役会を開催し、同日付でゼネラルマネジャー(GM)に玉乃淳氏(35)が就任することを決定したと発表した。

 東京都出身の玉乃氏は東京Vのアカデミー(育成部門)育ちで、15歳の時にアトレチコ・マドリード(スペイン)のユースチームに入って3年間在籍。鳥栖に在籍した今年8月に現役引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(35)とチームメートとしてプレーした。日本に帰国後は東京Vユースからトップチームに昇格し、その後は徳島、横浜FC、草津でもプレー。2009年限りで現役を引退した。

 引退後はユーモアあふれる独特なコメント力を武器にサッカー解説者として人気を博し、それと並行する形で会社経営、経営コンサルティング会社勤務などを経て、2017年から博報堂DYメディアパートナーズのスポーツビジネス局に勤務していた。

 35歳という異例の若さでGMに就任した玉乃氏はクラブを通じてコメントを発表。「就任にあたり、二つの目標があります。一つはタイトルの獲得、もう一つは、私が果たせなかったスペインでスターになるという夢を叶えてくれる才能の発掘と育成です」とした上で「現役時代は、新潟に完膚(ぷ)なきまでに叩きのめされました。解説者時代は、自分が解説する試合は必ず勝利し、仕事関連の観戦時にも常に勝利をおさめる新潟。僕の記憶には新潟の勝つ姿しかありません」と自身が新潟にとって“ラッキーボーイ”であることを強調した。

 そして「サッカー選手としての海外経験や最年少解説者、会社経営などの経験から、異色のキャリアとよく言われますが、直近は博報堂DYメディアパートナーズにて、国際スポーツビジネスや各Jクラブとのビジネスを通じ、スポーツビジネスの現場で様々なことにチャレンジしておりました。ここまでの人生で経験してきたこと全てを総動員し、微力ながら、新潟の未来と可能性に貢献できるよう、全身全霊で取り組む所存でございます。応援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」と抱負を語った。

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2019年12月18日のニュース