×

バイエルン新監督にベンゲル氏浮上!英紙「最有力候補」と報道

[ 2019年11月7日 21:39 ]

アーセン・ベンゲル氏(AP)
Photo By AP

 ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンの新監督最有力候補に、2018年5月までイングランド・プレミアリーグのアーセナルを22年にわたって指揮したアーセン・ベンゲル氏(70)が浮上した。タイムズ、サンなど複数の英紙が7日までに報じた。

 7日付の英紙タイムズは「ベンゲル氏がバイエルン・ミュンヘン次期監督の最有力候補」と報じた。ドイツ1部リーグで4位に沈むバイエルン・ミュンヘンは3日にニコ・コバチ監督(48)を解任。すでにクラブはベンゲル氏と接触しており、近く正式なオファーを提示する見通し。契約は今季終了時までの短期契約で、シーズン終了後にベンゲル氏に長期契約を提示するか、年齢の若い別の監督にオファーするかを、クラブ側が検討するという。

 ベンゲル氏は就任に前向きで、すでにカール・ハインツ・ルンメニゲ社長(64)とも協議を開始。11月の国際Aマッチ期間に契約を交わす可能性が高い模様だ。

 ベンゲル氏は5日、カタールメディア、ビーイン・スポーツにバイエルン・ミュンヘンの監督オファーに興味があるかを聞かれ「もちろん興味はある。監督業は今までわたしの人生だった。監督をしてきた者なら同じことを言うはず。試合に向けてチームを準備し、選手を育て、試合に勝利する。そして、満足感を得て、感情を共有する。それが恋しい」と語っていた。

 ベンゲル氏はドイツ語も流暢に話すため、選手やスタッフと言葉の壁はない。就任が決まれば、アーセナル監督在任時代に火花を散らしたロンドンの宿敵トットナムと欧州チャンピオンズリーグ1次リーグ第6戦(12月11日)で早くも激突することになる。

続きを表示

2019年11月7日のニュース