好スタートのインテル コンテ新監督が描く「ダイナマイト」2トップ

[ 2019年10月22日 05:30 ]

セリエA   インテル・ミラノ4-3サッスオロ ( 2019年10月20日 )

ゴールを決めたマルティネス(左)を祝福するガリアルディーニ(中央)とルカク(右)(AP)
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 イタリア・セリエAの名門インテル・ミラノが、10季ぶりの優勝を目指し好スタートを切った。元イタリア代表指揮官のアントニオ・コンテ新監督(50)の下、開幕8戦7勝(1敗)の勝ち点21で8連覇中の首位ユベントスを勝ち点1差で追走。攻撃陣をけん引するのはマンチェスターUから加入したベルギー代表FWロメル・ルカク(26)と加入2年目のアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(22)の強力2トップ。20日のサッスオロ戦ではともに2点を挙げて4―3での勝利に貢献した。

 「我々は火花ではなく、ダイナマイトにならなくてはならない」。今季開幕戦直後にコンテ新監督が掲げた“破壊力”を、2トップが発揮した。

 名門の10番を背負うマルティネスが前半2分、鮮やかな右足ミドルを右隅へ突き刺し先制。相棒の背番号9、ルカクが1―1の同38分、巧みな反転から右足を振り抜き勝ち越した。前半終了間際にはマルティネスが獲得したPKをルカクが決めて2点目。後半にマルティネスもPKを決めて、アベックで全4ゴールを挙げた。

 21日付の地元ガゼッタ・デロ・スポルト紙は2人を1面で取り上げ「新コンビ誕生。補完し合う2人はC・ロナウドの完璧な対抗馬だ」と王者ユベントスのエースに匹敵すると評価した。バルセロナが獲得に動いていると報じられるマルティネスはスピードと技術を誇り、ルカクはパワーと高さが売り。異なる持ち味をコンビ結成直後から引き出し合っており、ルカクは試合後「移籍後からラウタロといつも一緒にいる。スペイン語で話せるので良い関係を築けている」と説明した。

 8連覇中のユベントスで最初の3連覇に導いたコンテ監督は新天地でも得意の3―5―2布陣を採用。その2トップはルカクが5点、マルティネスが4点を挙げているが、今夏にマンチェスターUから加入したチリ代表FWサンチェスが完全復活すれば名将の選択肢は増え、さらに攻撃力が増す可能がある。

 前節にはユベントスに1―2で敗れて開幕からの連勝が止まった。指揮官は古巣について「ユーベは違うレベルにある。我々は成長過程で、差を埋め始めたばかり」と語った。地元紙では中盤の補強にラキティッチ(バルセロナ)らが浮上。DFゴディン(Aマドリード)らを獲得した今夏に続いて今冬も大型補強を行い、絶対王者の連覇阻止を目指す。

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