鹿島、ホンダFCの下克上阻止へルーキー有馬がキーマン!初先発へ「しっかりと結果を」

[ 2019年10月22日 15:46 ]

 鹿島は23日、天皇杯準々決勝でホンダFCと対戦する。今季残るタイトルは、天皇杯とJリーグの2つだけとなった。「シュートを100本打たれても決められなければ、シュートを1本打って1本入れば(勝てる)。そういう結果の方が今は欲しい」。FW土居が突破へのがむしゃらな姿勢を強調すれば、MF永木も「(ACLとルヴァン杯で)2つ落としているので、もう1つも落とせない」と力を込めた。

 「“プロ”と言ってもおかしくない」と大岩監督が表現するように、対戦相手のホンダFCは3連覇中のJFLの中で抜きんでた強豪だ。天皇杯に懸ける思いは毎年シーズン開幕時から強く、今季は札幌、徳島、浦和とJリーグ勢を次々打破。昨季の2回戦(6―1で鹿島が勝利)に続き、再びチームの前に立ちはだかった。10番を背負う38歳のMF古橋と湘南時代に同僚だった永木は「経験があって、何でも器用にできる選手。そういう選手がチームにいるということは、注意しないといけない」と警戒を強める。

 突破のカギは、若手FWの奮起に懸かっている。上田と相馬は規定で今季の天皇杯に出場できず、伊藤と中村は別メニューが続く。加えてセルジーニョは左ハムストリングス筋損傷で離脱中。出場できる前線の選手が限られる中で、今季ユースから昇格した有馬が公式戦初先発する可能性が高まった。3回戦の栃木戦ではプロ初得点を記録したルーキー。「試合に出る機会が少ないので、数少ないチャンスでしっかり結果を残すことだけを意識して頑張りたい」と意気込む。

 試合前日の22日は、横殴りの激しい雨が吹き続ける悪天候でグラウンド状態が悪化し、前日の恒例であるセットプレーの練習を行えなかった。約40分間という異例の短さで調整を終えた大岩監督は、試合前のセットプレー練習も視野に入れながら「ミーティングで落とし込むところは落とし込む。しっかりマネジメントしたい」と臨機応変な準備を強調した。様々な状況に打ち勝った先に、3季ぶりのVが見えてくる。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2019年10月22日のニュース