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湘南、パワハラ認定後初戦も大敗…梅崎「自信を持って戦えている選手が少ない」

[ 2019年10月6日 22:58 ]

明治安田生命J1第28節第3日   湘南0―5川崎F ( 2019年10月6日    BMWスタジアム平塚 )

<湘南・川崎F>ガックリの湘南イレブン(撮影・西海健太郎)
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 湘南がホームで2試合連続大敗した。チョウ・キジェ監督(50)のJリーグによるパワハラ問題の調査結果は出たが、チームは元に戻る気配はない。前半15分に先制されると、前節・清水戦に続いて再び前半だけで4失点。6試合勝ちなし(2分け4敗)となった。

 高橋健二コーチ(49)は「前半はアグレッシブに自分たちらしいサッカーで、そこまではいい展開だったが失点して自信をなくしてしまいゲームが難しくなった」と、振り返った。チョウ監督は「5試合資格停止」の処分が解け、クラブから復帰を要請されているが、厳しい調査結果を受け止めて指揮の自粛を続けている。

 試合後はミーティングで選手同士が意見を言い合い、改善を図った。梅崎司(32)は「前半で4失点と前節の反省を生かし切れない苦しい試合だった。自分たちらしくエネルギーを感じて自分を信じて戦えていない。自信を持って戦えている選手が少ない。残り6試合エネルギーを出してチームを変えるために取り組みたい」と前を向いた。

 しかしすでに15位まで順位は下がり、J2の3位とのプレーオフに回る16位鳥栖と同勝ち点、同得失点差、厳しい事態となった。

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