マジョルカ久保 歴史的第一歩!欧州4大L日本人最年少デビュー

[ 2019年9月2日 05:30 ]

スペイン1部   マジョルカ0-2バレンシア ( 2019年9月1日 )

バレンシア戦でスペイン1部初出場を果たしたマジョルカの日本代表MF久保
Photo By ゲッティ=共同

 レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍した日本代表MF久保建英(18)が1日、敵地のバレンシア戦で待望のスペインデビューを飾った。0―2の後半34分から途中出場。右MFでプレーした。劣勢で見せ場はあまりなかったが、18歳2カ月28日の出場で欧州4大リーグ(スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア)における日本人最年少出場。大きな一歩をしるした。

 待望の瞬間は後半34分にやってきた。久保はモレノ監督の指示を入念に聞き、敵ファンの大ブーイングの中、背番号26の赤のユニホームでピッチに立った。場所は数々のスターが活躍したメスタージャ。ファーストタッチは同37分。右サイドでボールを受けラゴ・ジュニオールにパスを供給した。同じ18歳のU―20韓国代表MF李康仁(イ・ガンイン)との対決も実現した。

 11年8月にバルセロナ下部組織の入団テストに合格してから8年。入団当初には露骨な嫌がらせもあったというが、くじけなかった。スペイン語は辞書がボロボロで真っ黒になるまで勉強し、ピッチでもし烈な競争を勝ち抜いた。15年3月、18歳以下の国際移籍禁止というFIFAルールに抵触したとして一度は帰国を余儀なくされたが、夢は決して諦めなかった。

 帰国後も決して順風満帆ではなかったが、徐々に階段を上っていった。体幹トレーニングなどに精進し、嫌いだった魚も口にした。細かった体もサイズが増し、今では当たり負けしないフィジカルを身に付けた。6月で退団したFC東京では今季、攻撃陣の軸にまで成長。代表デビューを果たした6月の南米選手権でも進化した姿を証明してみせた。

 トップチームに同行したRマドリードでの活躍でスペイン国内でも注目が高かった。試合開始30分前にピッチに姿を現すと、スタジアム内のモニターでもアップで映し出された。出場時間が短く見せ場はつくれなかったが、「世界へ羽ばたきたい」と語った18歳が、まずはデビューで一歩をしるした。

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