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神戸・古橋に蘭1部フローニンゲンが食指 ビジャも絶賛“世界基準”FW

[ 2019年8月11日 05:00 ]

神戸FW古橋亨梧
Photo By スポニチ

 オランダ1部フローニンゲンが神戸FW古橋亨梧(24)に獲得の申し出をしたことが10日、分かった。複数の関係者によると今後、具体的な条件交渉に入る模様だ。

 「バルセロナ化」を目指して豪華な攻撃陣を形成する中、古橋はレギュラーに定着。攻撃的なポジションはすべてこなすポリバレントも魅力だ。この日の大分戦でもゴールを決め、今季ここまで5得点。50メートル5秒9の快足を生かしたドリブル突破やパスの引き出し方はJリーグ屈指で、ビジャも「すごくハードワークしてサイドを活性化してくれている」と絶賛。ベルギーやポルトガルのクラブからも熱視線を送られていたものの、来季の欧州リーグ出場権獲得を目標とするフローニンゲンが本腰を入れた。

 フローニンゲンには日本代表MF堂安律(21)と同MF板倉滉(22)が所属。過去に日本代表歴がなく、中大卒業後はJ2岐阜からキャリアをスタートさせた苦労人が夢の海外進出を果たすか。注目が集まる。

 ◆古橋 亨梧(ふるはし・きょうご)1995年(平7)1月20日生まれ、奈良県生駒市出身の24歳。興国高―中大を経て17年にJ2岐阜に入団。同年2月26日の山口戦でプロデビュー。18年8月に神戸へ完全移籍した。プロ入り前に登録名を本名の『匡梧』ではなく『亨梧』に変更。アンダー世代を含めて日本代表歴はなし。1メートル70、63キロ。右利き。

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2019年8月11日のニュース