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琉球 首位柏に5発逆転負けも…樋口監督「下を向く内容ではない」

[ 2019年8月4日 22:26 ]

明治安田生命J2第26節第1日   柏5―1琉球 ( 2019年8月4日    三協F柏 )

 琉球はJ1優勝経験もある首位の柏に大量5失点で敗れた。ただ、琉球の樋口靖洋監督(58)は「今日のゲームに向かう選手の姿勢、プレーぶりに関しては納得がいく」と話した。

 前半31分に相手のミスを突き、FW鈴木孝司(30)待望の先制点を奪った。ボールを保持し、人数をかけて相手陣に攻め入り、チャンスを何度も創出。「相手のストロングポイントである外国人をなんとか抑えながら、自分たちがボールを握るサッカーをして、いいボールの奪い方から数的優位を作って攻めようということに関しては良かった」。指揮官は選手を褒めるとともに「決して下を向く内容ではないので、次に向けて顔を上げてやりたい。改めて今日、俺たちまだまだ巻き返せるという手応えを感じている」と言葉に力を込めた。

 それでも5失点してしまった事実は重い。良いアタックが勝利につながらないのは「失点につながるちょっとした隙を相手が見逃さなかった」からだ。特に相手から圧力を受けた際の些細なミスの連続が大きな歪みを生み、5失点につながった。樋口監督は「アラートにやっているけども対応しきれていない。そこを変えないと失点は減らない」と次戦以降に向けた修正点を挙げ、記者会見場をあとにした。

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2019年8月4日のニュース