大宮「苦しい試合」制して3戦負けなし　茨田が左足ボレーで決勝弾

明治安田生命J2第26節第1日   大宮3―2山形 （ 2019年8月4日    NACK5スタジアム大宮 ）

　大宮が茨田陽生（28）のゴールで山形を下し、3戦負けなしとなった。2―2の後半27分にGKが弾いたボールを茨田が鮮やかな左足のボレー。「苦しい試合になると思っていた。こぼれ球は常に狙っている」と、今季3点目を振り返った。前半4分に先制されたが、ロビン・シモヴィッチ（28）が19分にCKを低い体勢でヘディングして同点、28分にはゴール正面から相手DFを交わして左足で決めた。

　高木琢也監督（51）は「難しい状況の中でも得点し、リードして守り切れた。サイドの攻防は山形の方が上回っていたが、最後はやらせない気持ちを見せられた」と振り返る。猛暑の中、水曜日にも試合がある過密日程を2勝1分けで乗り切り、ホッとした様子だった。