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森保監督あるぞ!U22との初“二刀流”5日で3戦プラン浮上

[ 2019年7月6日 05:30 ]

5日で3戦の二刀流プランが浮上した森保監督
Photo By スポニチ

 日本代表とU―22日本代表を兼任する森保一監督(50)が、初の“二刀流指揮”に乗り出すプランが浮上した。日本協会は5日、9月5日にカシマスタジアム(茨城)で、11月19日にパナソニックスタジアム(大阪)でキリンチャレンジ杯を開催することを発表。11月は22年W杯カタール大会アジア2次予選、U―22日本代表の国際親善試合も行われる予定で、W杯予選の抽選結果次第では最短で5日間で3度も代表戦の指揮を執る可能性が高まった。 日本代表日程

 森保監督がA代表と五輪代表を兼任しやすい「開催地」となった。11月はW杯2次予選(14か15日が有力)→U―22日本代表の強化試合(17日)→キリンチャレンジ(C)杯(19日)の順に開催される。この日、キリンC杯の開催地が大阪に決定。広島開催のU―22強化試合とは中1日だが、移動は可能。関係者によれば国内では初めてU―22の指揮を執る可能性もあるという。

 サポート体制も整いつつある。W杯2次予選はホーム、アウェーが未定だが、関係者によるとホーム開催の場合はパナソニックスタジアムを会場とするプランが水面下で進められている。仮にW杯2次予選が15日にホームで開催されることになれば、5日間で3試合の“連戦”となる可能性もある。だが、A代表の2試合がパナソニックスタジアム開催となれば、大阪→広島→大阪と移動の負担は最小限に抑えることができそうだ。

 18年7月に森保監督が兼任となってから東京五輪を目指すチームで采配を振ったのは、同年8月のアジア大会のみ。ここまではA代表の活動を優先してきたが、U―22日本代表の国内初披露となる重要な一戦でタクトを振り、チームの現状を直接確認する。東京五輪世代中心で臨んだ南米選手権後には「いつも選手に言っているが、A代表で活躍できるくらいの力をつけていかないと」と話していた。メッセージを直接伝えることで競争をあおり、チームを成長させていく。

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