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冨安健洋 ボローニャと5年契約か 現地メディアが報道

[ 2019年7月5日 16:01 ]

冨安健洋
Photo By スポニチ

 日本代表DF冨安健洋(20)について衛星放送スカイ・イタリアは日本時間5日、ベルギー1部・シントトロイデンからの移籍が決定的となっているボローニャと5年契約を結び、あとは公式発表を待つだけと報じた。

 冨安は森保ジャパンの一員として出場した南米選手権後、日本に戻らずそのまま直接イタリア入り。ボローニャの施設見学とメディカルチェックを済ませた。既にクラブ間では移籍金700万ユーロ(約8億5000万円)に冨安の活躍に応じて最大1000万ユーロ(12億2000万円)にも達する額で合意に達しており、あとは冨安自身の正式サインを残すのみとされていた。

 ボローニャはリーグ優勝7回を誇る古豪。かつて元日本代表MF中田がプレーしたことでも知られる。セリエAで日本人がプレーするのは冨安で11人目で、17~18年までインテル・ミラノに所属したDF長友以来2季ぶり。センターバックとしては初となる。イタリアは伝統的に守備が強く世界屈指のセンターバックを多数輩出。現役時代ラツィオなどで活躍し、ACミランの指揮官時代には本田を指導した経験も持つボローニャのミハイロビッチ監督も元センターバックで、冨安にとってはこの上ないお手本となる。 

 チームは7月11日から北イタリア・ボルツァーノで合宿。地元紙によれば、冨安は途中から合流する予定という。日本代表はもちろん東京五輪でも活躍が期待される期待のDFが、さらなる飛躍を目指しカテナチオの国に挑戦する。

 ◆冨安 健洋(とみやす・たけひろ)1998年(平10)11月5日生まれ、福岡県出身の20歳。福岡U―18時代の15年にトップチームでデビューし16年には高校3年でプロ契約した。18年1月にベルギー1部シントトロイデンに移籍。18年10月にA代表デビュー。国際Aマッチ通算15試合1得点。1メートル88、84キロ。 

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2019年7月5日のニュース