×

磐田 鈴木ヘッドが新監督就任 黄金期支えたDFに再建託す

[ 2019年7月2日 05:30 ]

磐田の新監督に就任した鈴木秀人氏
Photo By スポニチ

 磐田は1日、前日(6月30日)の川崎F戦後に辞任した名波監督の後任として、鈴木ヘッドコーチの新監督就任を発表した。2日に就任会見を開く予定。3日の天皇杯2回戦・JFLホンダロックSC戦(ヤマハ)から指揮を執る。

 名門復活へのバトンは名波前監督とともに黄金期を支えた鈴木氏に託された。小野勝社長は「サッカーに対する考え、今後チームをどうするというプランを持っている」と理由を説明。選手にはこの日の完全非公開練習前に就任が伝えられた。

 小野社長は名波監督の後任に日本人や外国人を含め他の候補者の中から鈴木氏に決定したことを明かし「暫定とかつなぎとかいう考えはない。ここからさらに(チーム力)積み上げてくれると期待している」と強調。鈴木氏は現役時代に主にDFとして3度のリーグ制覇に貢献した。

 磐田はここまで3勝5分け9敗の最下位に低迷。3日の天皇杯に続き、6日にはアウェーで鹿島との一戦からリーグ後半戦が始まる。鈴木新監督にとっては待ったなしだ。

 ◇鈴木 秀人(すずき・ひでと)1974年(昭49)10月7日生まれ、浜松市出身の44歳。浜松商から93年に前身のヤマハ発動機に入社。94年から09年まで主にDFとしてJ通算328試合に出場した。引退後は磐田U―18のコーチ、監督を経て14年にトップのコーチに就任。15年からヘッドコーチを務めた。1メートル80、71キロ。

続きを表示

2019年7月2日のニュース