Ｃ大阪、新布陣で横浜に勝利　柿谷「まずはやりきること」

横浜との練習試合で勝利しハイタッチをするＣ大阪の選手たち
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　宮崎キャンプ中のＣ大阪は８日、宮崎市内で横浜と練習試合を行い１―０で勝利した。今季から指揮を執るロティーナ新監督は、これまでのベースとしてきた４バックではなく、３―５―２の布陣を採用。主将を務めたＦＷ柿谷と新加入のＦＷメンデスが２トップを形成した。

　相手に押し込まれる時間が長く、ボールを保持できない苦しい試合展開。だが、後半１１分に自陣で柿谷がボールを奪うと、カウンターで一気に前へと出る。右ウイングバックのＭＦ水沼から鋭い右クロスが入り、これを左インサイドハーフのＭＦ福満が右足ダイレクトで押し込み先制に成功。このリードを守り切った。

　オフにはＭＦ山口、山村、ＦＷ杉本といった昨季の主力が移籍。現在はＭＦ清武も離脱している状況ながら、新たな指揮官のもとで開幕に向けて準備を進めている。「うまくいかないときもあるけど、まずはやりきること。全員がひとつの目標に向かって怖がらずにチャレンジできれば、自ずと形が見えてくると思う」と柿谷。練習と試合を重ね、チームとしての完成度を高めていく。