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墜落機から収容の遺体はサラ選手 英警察当局が発表

[ 2019年2月8日 15:44 ]

海底で発見された小型機の残骸(AP)
Photo By AP

 英警察当局は7日、英国海峡に墜落した小型飛行機の残骸から収容していた遺体が、イングランド・プレミアリーグ、カーディフ・シティのFWエミリアーノ・サラ選手(28=アルゼンチン)だったと発表した。

 AP通信などが報じているもので、サラ選手はフランスのナントからクラブ史上最高額となる1700万ユーロ(約21億円)でカーディフ・シティに移籍。クラブ側がチャーターした小型機は1月21日夜、英国海峡に浮かぶガーンジー島の北方約20キロで消息を絶っていた。

 サラ選手の遺体は3日、レーダーから機影が消えたガーンジー島付近の海底67メートルで遠隔操作の無人潜水機で発見。遺体は6日に収容され、検視官による身元判定が進められていた。

 なお、遺体を発見した英国の航空事故調査委員会(AAIB)は、悪天候で機体の残骸の回収は困難と判断。この日の捜索を打ち切った。

 なお小型機にはサラ選手以外にデビッド・イボットソン操縦士が搭乗しており、依然として消息不明となっている。

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