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浦和・槙野、東京五輪OA枠“立候補”世界大会コンプリートだ

[ 2018年12月16日 05:30 ]

東京五輪へのOA枠出場を立候補した浦和DF槙野
Photo By スポニチ

 浦和の日本代表DF槙野智章(31)が15日、20年東京五輪へオーバーエージ(OA)枠での出場を“立候補”した。既にW杯、クラブW杯、U―20W杯と各世界大会に出場しており、残す世界的な大会と言えば五輪のみ。「東京での五輪ですしね。世界大会をコンプリートしたい!」と力強く表明してみせた。

 この日は、地元広島で「西日本豪雨災害支援!チャリティサッカースクール」に参加。被災地域から集まった約160人のサッカー少年と交流した。実は槙野が小学5年の時、サッカー教室で「プロで待ってるよ」と声をかけられたのが当時現役で現在、日本代表の森保監督だった。

 「今度は僕が伝える側。この中から一人でも多くの選手が出てきてくれればうれしい」と槙野。少年時代の自分に重ね、今回のイベント参加はまさに原点回帰となった。その森保監督が率いる東京五輪を目指すのは必然。本田、香川、長友らも意欲を見せるOA枠は狭き門だが、譲る気はない。まずは来年1月のアジア杯から全力で突っ走る。

 ≪少年160人と交流≫7月に発生した西日本豪雨の災害支援を目的としたサッカースクールが広島市内で行われ、浦和の西川周作、李忠成、広島の千葉和彦ら20人のJリーガーが集結。約160人の少年と交流した。かつて広島のエースとして活躍した名古屋FW佐藤寿人が発起人の一人。「サッカーを通して子供たちを笑顔にする。それが自分たちの喜びでもある」と語った。

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2018年12月16日のニュース