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3年連続得点王 日テレ・田中がMVP!レジェンドと肩並べた

[ 2018年11月6日 05:30 ]

MVPのトロフィを澤穂希さん(左)から受け取る田中美南(撮影・篠原岳夫)
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 なでしこリーグの年間表彰式が5日に都内で行われ、日本代表FW田中美南(24=日テレ)が最優秀選手賞を初受賞した。今季はリーグ15得点を挙げ、3年連続で得点王のタイトルも獲得。リーグ4連覇を達成した最強軍団のエースが2冠に輝いた。11日にはなでしこジャパンの一員として国際親善試合ノルウェー戦(鳥取)に挑む。

 そうそうたるレジェンドと肩を並べた。過去には高倉麻子(92、93年)、澤穂希(06、08年)、川澄奈穂美(11、13年)ら日本女子をけん引した選手が受賞したMVP。田中は「MVPにふさわしい選手がたくさんいる中で、自分でいいのかな…」と謙遜したが、3年連続リーグ得点王の受賞は当然のことだった。

 今季はDF岩清水から主将を受け継ぎ、より責任感が増した。「チームの一番前のポジション(FW)にいるからには、点を取ってチームを勝たせたいという思いがある」。監督も戦術も昨年から変わった中で、エースの得点力は変わらなかった。

 11日には日本代表としてノルウェーとの親善試合に臨む。来年に迫ったW杯フランス大会に向け、不動のFWの地位を確立するためにも結果が求められる一戦となる。「W杯、20年東京五輪のピッチに立つのが目標」。日テレのエースは、なでしこのエースとしてゴールを量産する。

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2018年11月6日のニュース