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ヒディンク氏 U―21中国代表監督就任、いきなり辛口「使えるのは4、5人」

[ 2018年9月10日 22:31 ]

 中国サッカー協会は10日、オランダ人のフース・ヒディンク氏(71)が、2020年東京五輪世代となるU―21中国代表の監督に就任すると発表した。

 ヒディンク氏は1998年W杯フランス大会で母国オランダを4位、2002年W杯日韓大会で韓国を4位に導いた名将。オーストラリア、トルコ、ロシアの各A代表でも指揮を執った。母国オランダメディアのインタビューで「やるべきことはたくさんある。正直に言って、私が中国で“うん、使える”と思った選手は4、5人しかいなかった。他の選手はフィジカル、戦術、コンディション、技術などでかなり不足している」と現状については非常に厳しい認識を示した。

 出場資格が23歳以下となった1992年バルセロナ五輪以降、中国の本大会出場は自国開催の2008年北京五輪のみ。他の6大会はアジア予選で敗退した。東京五輪のアジア出場枠は日本をのぞいて「3」。五輪予選を兼ねたU―23アジア選手権は2020年1月にタイで行われ、出場15チーム(開催国タイをのぞく)を決める予選は2019年3月に行われる。

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2018年9月10日のニュース