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なでしこ 白星発進も反省…格下タイの猛攻に「苦しめられた」

[ 2018年8月17日 05:30 ]

女子サッカー・アジア大会1次リーグC組   日本2―0タイ ( 2018年8月16日    ジャカルタ・パレンバン )

タイに勝利し、スタンドにあいさつするなでしこジャパンイレブン
Photo By 共同

 終盤まで余裕を持てる展開とはいかなかったが、なでしこジャパンが2大会ぶりの頂点へ初戦を白星で飾った。「来年のW杯を考えたとき完全に支配したかったが、苦しめられた」と高倉監督にとっては課題も見える試合となった。

 前半33分には点取り屋の岩渕が中盤で敵をかわし、ゴールネットを揺らした。ただ、その後が続かない。後半は足が止まった時間帯にタイの猛攻を浴び、危ない場面をつくられた。40分に籾木が追加点を奪い、ようやく息を吹き返した。

 今回のメンバーは国内組18人のみ。長年チームを支えてきたMF阪口夢(日テレ)や、DF熊谷(リヨン)らが不在で苦しい台所事情とはいえ、格下相手との試合は満足のいくものではなかった。「間延びして相手の時間帯があった」と指揮官が指摘した隙を修正し、次戦のベトナム戦(21日)で内容をさらに突き詰めていけるか。

 ▼MF籾木結花 ボールを持つ時間が長く、シュートまで行く場面が多い中で決め切れないところがあったが、交代選手として流れを変えないといけないと思った。(ヘディングで試合を決定づける追加点)

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2018年8月17日のニュース