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森保U21 岩崎先制弾から4発!2連勝で決勝T進出

[ 2018年8月17日 05:30 ]

<日本・パキスタン>森保U―21代表ゴールラッシュだ!前半2分、先制ゴール決める岩崎(中央)(撮影・木村揚輔)
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 18日の大会開会式に先駆けて行われているサッカーの1次リーグD組第2戦で、U―21日本代表はパキスタンに4―0で大勝した。前半2分、この日2得点のMF岩崎悠人(20=J2京都)の森保ジャパン初得点を皮切りに、森保監督就任後最多に並ぶ4得点を記録。ネパールを下したベトナムとともにD組2位以内が確定し、16チームによる決勝トーナメント進出が決まった。女子も1次リーグが始まり、C組のなでしこジャパンは初戦でタイを2―0で下した。

 2日前は83分間、微動だにしなかったネットが何度も揺れた。岩崎の先制点を皮切りに、前半10分だけで3得点。「選手が得点という結果にこだわって試合に臨んでくれた。4点取れたことは良かった。もちろんミスも多いが、選手の姿勢は評価したい」。森保監督はイレブンを称えた。

 14日の初戦ネパール戦はシュート22本で前半7分の1得点止まり。引いて守りを固める相手を崩しきれなかった。ベンチの岩崎はDF岡崎と「もう少し簡単に背後を狙ってもいいんじゃないか」と話していた。迎えた開始80秒、いきなりその時は来た。岡崎からのロングパスを受けると、胸トラップでDFラインの背後に抜け出して先制。得点ラッシュの流れを呼び込んだ。

 過密日程のため、インドネシア到着後からチームは一度も全体での戦術練習をしていない。それでも森保監督はネパール戦から3―6―1の布陣のまま先発8人を変更。メンバー20人全員を起用して連勝に導いた。「大幅に選手を入れ替えた中で勝利をつかみ取ってくれたことは、自信として捉えてほしい」。引いた相手から得点を奪うための工夫を、選手たちが自主的に考えた姿勢も評価した。

 後半はノーゴールで、今大会が約4年半ぶりの公式戦となったFIFAランク201位の格下相手に反省点も多い。それでも2試合連続完封勝利という結果を手にした。次戦は中2日の19日、日本がベスト8で敗退した1月のU―23アジア選手権で準優勝した強豪ベトナムと対戦する。「勝ち点3を目指して最善の準備をしていきたい」と指揮官。2大会ぶりの優勝へ、エンジンがかかり始めた。

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