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長谷部 7試合ぶり白星を熱望「勝つことは大きな自信になる」

[ 2018年6月8日 05:48 ]

<日本代表練習>軽快な動きを見せる長谷部(撮影・西尾 大助)
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 8日に親善試合スイス戦(ルガノ)を迎える日本代表MF長谷部誠(34=フランクフルト)が、フル代表では7試合ぶりとなる白星を求めた。冒頭15分だけ公開された7日の練習後、報道陣の取材に応じた。

 「様々なテーマがあるが、個人的には結果が欲しい。久しく勝っていない。勝つことは大きな自信になる。勝利を求めたい」

 海外組を含めた国際Aマッチでは、昨年10月6日の親善試合ニュージーランド戦以来勝ち星なし(2分け4敗)。スイスはFIFAランキング6位の強豪で「いろんな課題が出てくるけど、それはポジティブに捉えるべき。結果と課題のバランスもあると思うけど、欲を言えば全てを求めたい」と力強かった。

 西野監督就任後初試合となった親善試合ガーナ戦(5月30日・日産)は、3バックシステムを試して0―2の完敗。オーストリア・ゼーフェルト合宿開始後からは選手間での話し合いも増え、守備時のプレスの掛け方も改善しようとしている。

 「ブロックを作っても前線の選手が(プレスに)いかないとハマらない。そこは監督が結構、言っていた。FWや中盤の前めの選手に対して“もっと追え!”と。スイッチ入れないと、後ろ(DF)も限定できない。あれは一つのシグナルになった。FWはもっと追わないといけなくなるし、明日はどれだけ前の選手がやれるか。いや、だいぶ変わっていると思いますよ」

 ガーナ戦は3バックの一角としてプレーしたが、スイス戦では4―2―3―1システムのボランチとしてスタメン出場する可能性が高い。チームの充実度を口にする主将は結果と内容を手にして、W杯1次リーグ初戦コロンビア戦へ勢いを付けるつもりだ。

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2018年6月8日のニュース