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波乱続きのJ2 昨季14位水戸が15年ぶり首位浮上 千葉はJ3降格圏転落

[ 2018年3月17日 19:32 ]

 明治安田生命J2リーグは17日、各地で第4節の11試合が行われ、昨季14位の水戸が前節まで首位だった山口に3―0で完勝し、開幕から4戦負けなしの2連勝で首位に立った。2000年に初参戦した水戸がJ2で首位に立つのは2003年に開幕3連勝した3月29日以来15年ぶり。日数にすると、5467日ぶりの”珍事”となった。

 水戸は前半12分に小島が自らのシュートのこぼれ球を決めて先制。後半4分に田向のゴールで追加点が入ると、同31分には平野がトドメの3点目を決めて快勝した。

 03年の水戸には、当時無名でその後日本代表の中心選手となったDF闘莉王(現J2京都)らが在籍。その年のJ2には12チームが参加しており、最終的には新潟が優勝してJ1初昇格を決め、2位が広島、3位が昨季J1を初制覇した川崎F。水戸は7位に終わった。

 また、この日のその他の試合では、10年ぶりのJ1復帰を目指す千葉が1―4で徳島に敗れて開幕4戦勝ちなしの2連敗を喫し、J3自動降格圏の21位に後退。讃岐に1―0で勝って今季初勝利をマークした栃木が最下位を脱出し、熊本に1―2で敗れてリーグ唯一の開幕4連敗を喫した愛媛が最下位に転落している。

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2018年3月17日のニュース