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香川「うまく来たので」歴史に名を刻む同点ヘッド ブンデス2万点目アウェー弾

[ 2018年1月20日 08:38 ]

ヘルタ戦の後半、ヘディングでゴールを決めるドルトムントの香川(左端)
Photo By 共同

 ドイツ1部リーグは19日、第19節を行い、ドルトムントの香川真司は19日、アウェーでのヘルタ戦にフル出場し、1点を追う後半26分にヘディングで同点ゴールを決めた。今季4点目。ブンデスリーガ通算2万点目となるアウェーチームによる得点だった。

 チームは1―1で引き分けた。ヘルタの原口元気はベンチ外。

 【香川と一問一答】

 ――引き分けに終わった。

 「質が、最後のところが、上がってないですね」

 ――降りてきてボールに触るプレーが多かった。

  「相手がダブルボランチだから(ドルトムントの)2シャドウ(セントラルハーフが)前(の)空いたところで(ヘルタのダブルボランチがマークに)付きやすいんで、1回(下がって)受けて(前に)入って行かないと距離間が出ちゃうんで、そこは意識しましたけど」

 ――攻め切れないことで相手に勢いを与えてしまった?

「もっと忍耐強くボールを回して、最後のところのパスの精度であったり、イージーなミス、そこでリズムを失っているところもあるので、ボールをつないで…やっぱり今は個の力という意味ではちょっと(戦力的に)抜けている(落ちている)ところがあるので、ケガ人もいますし、辛抱強くやるしかないですし、そのためにも失点は防ぎながらやらないと」

 ――ゴールのシーンは良いところにいた

 「あれはうまく(ボールが)来たので」

 ――監督が代わった頃よりつなぐ意識が強くなっている?

 「もともとそういう志向はあるし、そういうメンバーですから。そこの強みをもっと活かしていかないといけないし、そのためには勇気をもってトライしないと。相手がなかなか崩れないのなら自分で仕掛けていかないといけないところはありますけど。そこのクオリティが必要ですけどね」

 ――試合のテンポという意味ではこの日は…。

 「悪くないですし、前後半通していいリズムでやれている時間はあるので、最後のところの一歩であったり精度が足りていないだけで、そこをより効率よくするためにはやはりもっと決定的なところでの質を上げていかないといけない。それを作り出すにはもっと辛抱強くボールを回したり、仕掛けて行く必要があるので、そこはもっと質を上げていかないといけないです」

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