堂安兄　弟・律と将来日の丸共演へ！Ｊ３長野から飛躍を期す

飛躍を誓う堂安（前列右から２人目）ら長野パルセイロ新加入の選手たち
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　Ｊ３長野パルセイロとなでしこリーグ１部・長野パルセイロレディースは１９日、本拠の長野Ｕスタジアムで新加入選手発表会見を行った。創造学園高出身で、びわこ成蹊スポーツ大からトップチームに加入したＭＦ堂安憂（２２）は「また長野でプレーできるのは幸せなこと。長野県の人たちに恩返しがしたい」と意気込みを語った。

　創造学園高では２年時から主力として活躍し、１２年の全国総体と全国選手権出場に貢献。３年時には主将としてチームをけん引した。ただ、「今考えると、高校の頃は一人よがりのプレーが多かった。大学では守備も求められてハードワークができるようになったので、運動量も見てほしい」とアピール。目標の開幕先発に向け、「１年目というのは関係ない。若者らしくがむしゃらに頑張りたい」と言い切った。

　昨年５月のＵ―２０Ｗ杯に出場したＭＦ堂安律（フローニンゲン）は実弟。「一緒にサッカーをしたいという思いもあるけど、今は立場が違う。自分が一つ一つステージを上っていきたい」。夢の兄弟日の丸共演へ――。自らの立ち位置を冷静に見極めながら、思い出の地で飛躍を期す。

　◆堂安　憂（どうあん・ゆう）１９９５年（平７）１２月１４日、兵庫県出身の２２歳。好きな選手はネイマール（パリＳＧ）。１メートル６９、６４キロ。利き足は右。