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斎藤学 SNSに長文メッセージ「マリノスの選手として闘ってきたことは否定されたくない」

[ 2018年1月19日 19:46 ]

横浜から川崎Fへ移籍したMF斎藤学
Photo By スポニチ

 J1横浜から川崎Fへ完全移籍した元日本代表MF斎藤学(27)が19日、インスタグラムなど自身のSNSを更新。移籍発表後初のエントリーで移籍を決断した理由をつづるとともに、「僕はマリノスが大好きです」などと古巣・横浜への思いを吐露し、サポーターへメッセージを送った。

 斎藤は下部組織を含め18年間所属した横浜を離れ、昨季J1王者の川崎Fへ移籍することを決断。今月12日に移籍が発表された際にはクラブを通じてコメントし、「恩をあだで返してしまうことになってしまいました」と苦渋の決断だったことを明かしていたが、この日自身のSNSでもサポーターに向けて心境をつづった。

 斎藤は移籍を決めた理由について“成長”を挙げ、「僕はサッカーが好きで、プロの選手として成長したくて、純粋にその想いに駆られ今回、この道を選ぶことにしました」と説明。「マリノスでも成長出来るだろ?そう思う方がいるのもわかります。でも僕の中では、サッカー選手としてこれまで積み上げてきたものやチーム内での立場、ここで一度リセットして、いちから始めることがさらなる成長に繋がると、悩み抜いた上に判断しました」と新天地へと挑戦の場を移した理由を明かした。

 昨季からエースナンバーの背番号「10」を背負い、主将にも就任。だからこそ、横浜の一部サポーターからは驚きとともに失望の声も挙がっている。斎藤はその声を受け止めつつも、「ここまで叩かれて、戻る場所を無くすことになってまでも、挑戦すると決めました」ときっぱり。不退転の決意で新たな挑戦へと踏み出す強い気持ちを示した。

 「僕はマリノスが大好きです。だって、自分の全てが、詰まった、8歳から過ごしてきたクラブですよ」と“マリノス愛”を強調し、「今までマリノスの選手として闘ってきたこと これだけは否定されたくない」と18年間マリノスの一員として積み重ねてきたことは移籍によって変わるものではないとした斎藤。

 「たくさんの人を失望させ傷つけてしまって、すみません」と謝罪しつつ、応援の声に感謝し、「横浜F・マリノスに関わる全ての皆さん、今まで本当にありがとうございました。長い間、お世話になりました」「そして、川崎フロンターレの皆さん、お世話になります。誠心誠意 全力を尽くしてプレーします!よろしくお願いします」と長文のメッセージを締めくくっている。

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2018年1月19日のニュース