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ドイツ決勝進出!“バラック2世”ゴレツカが本領発揮2発

[ 2017年7月1日 05:30 ]

<ドイツ・メキシコ>前半8分、2点目を決め喜ぶドイツ代表MFゴレツカ(AP)
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 18年W杯ロシア大会のプレ大会となるコンフェデ杯は29日、準決勝の1試合がソチで行われ14年W杯王者のドイツが北中米カリブ海代表のメキシコに4―1と快勝した。MFレオン・ゴレツカ(22=シャルケ)が2得点と活躍。初優勝を目指し、2日(日本時間3日)の決勝で南米王者のチリと対戦する。メキシコは2日にポルトガルと3位決定戦を戦う。

 若手主体で臨むドイツの22歳ゴレツカが世界に才能を披露した。前半6分、中盤でボールを奪うと速攻で右へ展開。折り返しを右足ミドルで左隅に決めた。2分後にも鋭い飛び出しから2点目。運動量と決定力を発揮した1メートル89の大型ボランチは「決勝進出という目標を達成できた。優勝したいね」と決勝のチリ戦を見据えた。

 「100年に1人の逸材」「バラック2世」と評され17歳の時に2部ボーフムでプロデビュー。翌13年にDF内田が所属するシャルケに移籍したが、ケガが多く14年W杯出場を逃した。最近、小麦を控えるダイエットに取り組んだことで体調が改善し、大器の本領を発揮。チーム3点目を決めたFWベルナーとともに今大会最多の3得点を挙げる活躍で、1年後のW杯メンバー入りを猛アピールしている。

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