長谷部　手術後初のチーム練習参加も「全然まだまだですね」

練習するフランクフルトの長谷部
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　ドイツ１部フランクフルトのＭＦ長谷部誠（３３）が１日、フランクフルト近郊で行われたチームの１７〜１８年シーズン初練習に参加した。

　３月に右膝軟骨除去手術を受けてから初めてのチーム練習。ランニング、パス練習、軽い接触のある４対４のミニゲームなど、約９０分のメニューをすべてこなしたが「全然まだまだですね。まだ部分合流という感じで。今日の内容だからやったという感じです。準備期間は結構トレーニングがキツいので、膝と相談しながら無理ない程度でやっていきたいと思ってます」と慎重に語った。

　実戦の復帰時期については「自分の中でどこまで、というのは決めていない」と未定。「膝の感覚、体の感覚もまだまだ試合ができる感じじゃない。日々、練習後の（体の）リアクションとかを見ながらやっていこうと思っているので。焦っても仕方がない部分もある。感覚的にはもうちょっと時間が掛かるかなって感覚があります」と説明した。

　Ｊ１鳥栖から４年契約で加入したＭＦ鎌田大地（２０）は、別会場で乳酸値テストを受けたため、チーム練習は不参加。長谷部は後輩ついて「彼のプレーはそれほど見たことがなかった。どっしり構えてやっていると思う。落ち着いてると思いますよ」と印象を口にした上で「ここは若い選手を集めて、良い選手に育てて、高く売るというクラブ。若い選手はチャンスがあると思いますし、そのチャンスを活かせたら、また大きなチャンスが次に待っていると思いますけどね」と期待を寄せた。