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札幌 “昇格クラブ対決”制し2カ月ぶり白星 GKク・ソンユン攻守に活躍

[ 2017年7月1日 16:31 ]

明治安田生命J1第17節第1日   札幌1―0清水 ( 2017年7月1日    札幌ド )

 今季J2から昇格したクラブ同士の対決は、ホームの札幌がGKク・ソンユンの攻守にわたる活躍で1―0で清水を下し、連敗を6でストップ。5月6日の大宮戦(札幌ド)以来7試合ぶりとなる今季4勝目をマークした。前節10試合ぶりの白星を挙げた清水だったが、今季2度目の2連勝はならなかった。

 札幌は前半6分、GKク・ソンユンからのロングボールを触った相手DFカヌの頭でのバックパスが短くなり、GKが触る前にFW都倉がペナルティーエリア右から折り返し。これに走り込んだFWヘイスがフェイントで1人かわしてから左足でシュートを決めて先制した。ヘイスは6月25日の前節・柏戦(柏)でJ1初出場初ゴールを決めてから2戦連発。このゴールが決勝点となった。

 決勝点の起点となったク・ソンユンは本職のGKとしても決定的な相手のシュートを何度も阻止するなど攻守に活躍し、7試合ぶり勝利に「本当にうれしいですね」と笑顔。「チームの流れが悪かったので何とか自分が止めて勝たせたかったので、何とか止めました」とビッグセーブ連発に胸を張った。

 四方田監督は「立ち上がりから選手たちが積極的な姿勢を示してくれた。先制した後も最後まで受け身にならずに積極的な守備や攻める姿勢を見せてくれたので、1―0だが勝利につながったと思う」と試合を振り返り、J1残留を争う大宮との直接対決となる8日の次節(NACK)に向けて「目先の試合を一つひとつ全力で取りにいくしかないので次の試合も頑張ります」と気合を入れ直していた。

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2017年7月1日のニュース