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ルーニー 中国か米国に移籍も 古巣エバートン獲得に難色で

[ 2017年5月28日 19:01 ]

中国か米国への移籍が浮上したルーニー
Photo By AP

 イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニー(31)が、中国か米国に移籍する可能性が高まっていると、27日付けの英紙サンが伝えた。

 2月にも移籍の可能性が浮上していた中国では1部上海申花のほか、元イングランド代表監督のエリクソン氏が率いる2部深センFCも獲得に興味を示している。米MLSでは、元イングランド代表のベッカム、ジェラードらが在籍したロサンゼルス・ギャラクシーが候補に挙っているという。

 ルーニーはマンチェスターUで13シーズン目の今季、大型補強やケガの影響でリーグ戦5得点(25試合)、公式戦8得点(39試合)と、ともに自己ワーストに終わった。出番がなかった24日の欧州リーグ決勝アヤックス戦後に自身の去就について「国内外からたくさんのオファーがある。引き続き(マンチェスターUで)プレーしたいのか、移籍してレギュラーとしてプレーしたいのか、決断しなくてはならない」と話していた。

 移籍の可能性が報じられていた古巣エバートンは、クーマン監督が3月にルーニーの復帰を歓迎する考えを示していた。しかし最近は、高額年俸に対する懸念と、若手の台頭でルーニーのポジションを見つけるのは難しいことから、獲得に難色を示しているという。

 ルーニーはプレミアリーグでプレーするのはエバートンとマンチェスターUだけと心に決めているということで、移籍する場合は中国か米国が新天地となりそうだ。

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2017年5月28日のニュース