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名古屋 公式サイトでもJ2降格を謝罪 辞任表明の社長「必ず一年でJ1に」

[ 2016年11月4日 21:31 ]

<名古屋・湘南>サポーターのブーイングを浴びた名古屋・久米社長の試合終了後のあいさつ

 クラブ初のJ2降格決定から一夜明けた4日、名古屋がクラブの公式サイトを更新。この日、責任を取って辞任する意思を表明した久米一正社長(61)の名前で、改めて降格を謝罪した。

 発表された声明で久米社長は「Jリーグ創設から24年。『オリジナル10』として、これまでずっとJ1の舞台で闘ってきたクラブを、このような形で降格させてしまい不名誉な歴史を作ってしまった責任を強く感じています。これまでクラブを応援していただいているファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、そしてクラブを支えてくださっている全ての皆さまに深くお詫びを申し上げます」と謝罪。

 「最終的にJ2降格という結果になってしまったことは、私の『束ねる力』すなわち『フロント力』が足りなかったのだと真摯に受け止めています」と2012年に出版した自著タイトル「人を束ねる―名古屋グランパスの常勝マネジメント」を想起させる言葉で責任を背負った。

 「来シーズンはJ2で闘うことになりますが、非常に厳しい戦いが待っています。それを乗り越え、選手やフロント、スタッフなどクラブに携わる一人ひとりが、この悔しさを胸に必ず一年でJ1に戻ってくるという強い決意と覚悟を持ち、名古屋グランパス一丸となって来シーズンを闘い抜きます」と続けた久米社長。自身は4日午前中に辞任を申し入れて受理されたことを自ら明かしており、J1復帰は久米社長抜きで目指すことになりそうだ。

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2016年11月4日のニュース