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ドロー寸前からの勝利に主将・長谷部「正直ホッとしています」

[ 2016年10月6日 22:08 ]

W杯アジア最終予選B組 ( 2016年10月6日    埼玉 )

<日本・イラク>後半、山口(中央)はゴールを決め、メンバーは大喜び
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 格下のイラクとドロー寸前から、山口の劇的なロスタイムバースデー弾で勝利。主将としてフル出場したMF長谷部誠(32=フランクフルト)は「正直ホッとしています」と安どの息をついた。

 前半26分に原口の2試合連続ゴールで先制しながら、後半15分にセットプレーから同点ゴールを決められ、1―1のまま試合は進行。1メートル87の長身DF吉田を前線に上げる捨て身のパワープレーの中、この日26歳の誕生日を迎えた山口が後半50分に決勝ゴールを右足で叩きこんだ。

 「最後まで諦めずに戦うことができた。追いつかれてからは非常に苦しい時間で、自分たちもリスクを負っていく部分もあった。その中でパワープレーが実ったんじゃないかなと思います」と振り返った長谷部。「試合を通して決して自分たちもいいサッカーができたとは思わないが、一番大事なのは勝つこと。次につながる」と最大のライバル、オーストラリアと対戦する11日の第4戦へ向けて早くも闘志をかき立てていた。

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2016年10月6日のニュース