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G大阪、悔しドロー 積極的に攻めるも1点遠く…「最低限の結果」

[ 2016年10月6日 05:30 ]

YBCルヴァン杯準決勝第1戦 ( 2016年10月5日    吹田S )

<G大阪・横浜>前半、土砂降りの中、シュートを放つG大阪・倉田(右)
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 G大阪はホームで横浜とスコアレスドロー。3年連続決勝進出へ向け、アウェーで戦う第2戦(9日)で攻撃陣の奮起が待たれる。

 最後までゴールが遠かった。ホームでの第1戦に先勝しようと、G大阪は序盤から仕掛けていく。前半31分にMF倉田、後半3分にはDF金正也に決定機。同31分に倉田が再びチャンスを迎えるも、右足から放たれたシュートはバーをかすめた。終わってみればスコアレスドロー。長谷川監督は「最低限の結果は得られた。ゴールを奪えなかったことが次への課題」と振り返った。

 ただ、惨敗から立ち直ったのは明るい兆しだ。リーグ戦の大一番となった1日の浦和戦に0―4の大敗。中3日でルヴァン杯を迎え、指揮官はミーティングで「アウェーゴールを取られてもいいからいけ」と選手たちに積極性を求めた。約1カ月ぶりの出場となったFWパトリックは低調だったものの、攻める姿勢を貫いた倉田は「最近はこういうサッカーをできていなかった」と手応えをつかんだ。

 敵地に乗り込む9日の第2戦は、温存したMF遠藤やFW長沢らを起用し勝負を決めにいく。「死力を尽くして次の日曜日は戦いたい」と長谷川監督。3年連続の決勝進出へ―。リーグ制覇が絶望的となった今、このタイトルは譲れない。

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2016年10月6日のニュース