岡崎　エゴ捨て国際Ａマッチ５０点大台狙う「チームの流れ見て」

Ｗ杯アジア最終予選 （ 2016年10月6日    埼玉 ）

練習で競り合う岡崎（左）
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　エゴを捨て、岡崎が国際Ａマッチ５０得点を狙う。９月のＷ杯アジア最終予選初戦のＵＡＥ戦以来となる先発が濃厚。釜本邦茂、三浦知良に続き日本人３人目の大台に王手をかけながら、代表では３試合得点から遠ざかっている。

　「ゴールを取りたい思いがみんな強すぎると、“俺だ俺だ”のサッカーになって、中に中に入っていってしまう。責任感は焦りにつながってくる。点は取りたいけど、僕はあえてチームの流れも見たい」。黒子に徹し、ネットを揺らす瞬間を待つつもりだ。

　ＵＡＥ戦では結果を出したいという各自の思いが強く、中央からワンパターンで攻め急いだ結果、攻撃が停滞した。岡崎は「強弱をつけるのが自分たちの特長」と、冷静にサイドと中央をうまく使い分ける本来の攻撃をけん引し、日本を救う。