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日本、ドロー寸前から劇的勝利で2連勝 途中出場の蛍がバースデー決勝弾

[ 2016年10月6日 21:33 ]

W杯アジア最終予選B組 ( 2016年10月6日    埼玉 )

<日本・イラク>後半、山口(中央)はゴールを決め、メンバーは大喜び
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 サッカーの18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会出場を懸けたアジア最終予選第3戦が6日行われ、B組の日本(FIFAランク56位)は2―1でイラク(同128位)を下し、2連勝で通算成績を2勝1敗とした。この日26歳の誕生日を迎えた途中出場のMF山口蛍(26=J2C大阪)が後半ロスタイムに決勝ゴールを決めた。

 最終予選初戦でUAEに敗れるなど1勝1敗と厳しいスタートとなった日本代表。敗れればバヒド・ハリルホジッチ監督(64)の進退問題に発展することが必至な状況で迎えた第3戦だったが、前半26分にMF原口元気(25=ヘルタ)の2試合連続ゴールで先制した。ベンチスタートとなったMF香川真司(27=ドルトムント)の代わりにトップ下に入ったMF清武弘嗣(26=セビリア)が自陣からドリブルしてMF本田圭佑(30=ACミラン)にスルーパス。オーバーラップしてボールを受けた清武が右サイドから入れたグラウンダーのクロスをゴール前の原口が右足ヒールで流し込んだ。

 後半15分には左FKからMFサード(24)に頭で同点ゴールを決められ、追いつかれた日本だったが、6分が掲示された後半ロスタイムにドラマが待っていた。後半50分、左FKのこぼれ球を山口が右足で叩きこんだ。

 日本は11日にFIFAランク45位と格上のオーストラリアと敵地・メルボルンで対戦(日本時間午後6時キックオフ)する。後半21分に警告を受けたDF酒井宏樹(26=マルセイユ)は出場停止。

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