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室屋 ネイマールに脱帽「捕まえ方が分らない」

[ 2016年8月1日 08:00 ]

日本戦の前半、室屋(右)と競り合うネイマール

リオ五輪代表国際親善試合 日本0―2ブラジル

(7月30日 ブラジル・ゴイアニア)
 ネイマールの凄さを肌で感じた90分間だった。3トップの左に入ったブラジルのエースに対し、日本の守備陣は個人技で簡単に崩された。前半27分にワンツーからシュートに持ち込まれた。同30分には鋭いドリブルから決定機をつくられ、同39分の直接FKはバーに救われた。得点こそ許さなかったが、格の違いを見せつけられた。

 右サイドバックとして対峙(たいじ)したDF室屋は「日本では感じることはできないスピードと質の高さだった」と脱帽。A代表の日本戦で3戦7発と圧倒的な数字を残しているネイマールの技術に「あれぐらい捕まえ方が分からないというのは感じたことがない」と完敗を認めるしかなかった。

 それでも「落ち込むことはないし、ポジティブですね」と気持ちの切り替えはすでに完了。この屈辱が躍進への起爆剤となる。

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2016年8月1日のニュース