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FC東京 城福監督を解任…後任は篠田コーチの内部昇格で決定的

[ 2016年7月25日 05:30 ]

成績不振により解任されたFC東京の城福監督

 FC東京は24日、成績不振により城福浩監督(55)を解任したと発表した。

 城福監督は今季、10年9月以来約5年半ぶりに再登板も、年間順位は7勝5分け10敗で13位と低迷。志半ばでチームを去ることになった。また池田誠剛フィジカルコーチ(55)の退任も発表された。後任は立石GMが「城福さんがやってきたことを継続できる人」と話していたように、篠田善之ヘッドコーチ(45)の内部昇格が決定的。今季J3に参戦するU―23チームの監督を務める安間貴義コーチ(47)がヘッドコーチに就任するという。

 二転三転の監督交代劇だった。大金社長は19日に「川崎F戦までは(城福監督を)支える」と社員に通達し、23日の川崎F戦で負ければ監督交代の方針を明言していた。しかし、その川崎F戦で敗れた直後にフロントは続投を示唆。そして、一夜明けたこの日、結局、解任が決まった。昨季、クラブ最高勝ち点63で年間最高4位の結果を残した現鳥栖のフィッカデンティ監督との契約を更新せず、今季は城福監督を招へい。就任2年目で2度目の指揮官交代の決断を下した大金社長は「もっともっとサポートしないといけないところもあったと反省している」とし、「カップ戦、天皇杯のタイトルを獲ること」を今後の目標に掲げた。

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2016年7月25日のニュース