Ｇ大阪　新人ＦＷ呉屋“泥臭さ全開”２０分で４発　指揮官のゲキに発奮

　Ｊ１のＧ大阪は５日、吹田市内の練習場で関西社会人リーグのアミティエＳＣ京都と４０分×４本形式の練習試合を行い、１５―１で圧勝した。

　２本目までは元日本代表ＭＦ遠藤や元ブラジルＵ―２１代表ＭＦアデミウソンら主力組が出場。３本目からはＵ―１９日本代表ＭＦ堂安や大卒新人ＦＷ呉屋らが出場した。

　長谷川監督に猛アピールしたのは呉屋だ。３本目と４本目のハーフタイムに指揮官から「あんなんじゃどうしようもない。パトリックの方が動いている。もっと動きの量を増やせ！」と厳しいゲキを受けると、最後となった４本目だけで１５分、２０分、３０分、３５分と決めて２０分間で４得点。ＧＫへのバックパスに詰めてクリアボールを体に当ててゴールするなど“泥臭さ”全開だった。

　５月上旬に腰痛を患い、０―１で敗れた５月２９日の明治安田生命Ｊ１第１ステージ第１４節・ＦＣ東京戦（味スタ）で実戦復帰。「練習試合だったけど久々に得点が取れて良かった。湘南戦でもチャンスがあれば狙っていきたい」とリーグ再開となる１１日の次節・湘南戦（吹田Ｓ）を見据えた。