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香川2戦連発 固め打ち7戦5発!ゴール2分後には華麗アシスト

[ 2016年5月1日 05:30 ]

<ドルトムント・ボルフスブルク>先制ゴールを決め祝福される香川(中央)(AP)

ブンデスリーガ第32節 ドルトムント5―1ボルフスブルク

(4月30日)
 ドルトムントの日本代表MF香川真司(27)が、30日のホーム・ボルフスブルク戦で今季9ゴール目を決めた。前半7分に右足で2試合連続となるゴールで先制すると、その2分後には追加点をアシスト。チームを5―1の勝利へと導く活躍をした。勝てばリーグ4連覇だった首位バイエルンMはホームでボルシアMGと1―1で引き分けため、残り2試合で勝ち点差は5。わずかながらドルトムントに逆転優勝の可能性が残った。

 香川の勢いが止まらない。まずは前半7分、左クロスをファーサイドのギュンドガンからシュート性の鋭いボールが中に戻ってくると、それを右足インサイドでダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。「(自分のプレーは)良い流れになりつつある」と手応えを持って臨んだ試合で、23日のシュツットガルト戦に続く2試合連続ゴールで今季9点目。その2分後にはFWラモスのゴールをアシストし、わずか3分足らずで1得点1アシストの活躍を見せた。

 25、26日はつかの間のオフを利用しミラノを訪問。インテル・ミラノの長友、さらにはACミランの本田と時間を過ごした。一部のイタリアメディアからは「香川インテル入りか?」と報じられるオマケまで付いたが、日本代表をともに引っ張る両雄と話をすることでリフレッシュし、さらに新たな刺激を受けたことを自身のブログでも報告していた。その中で迎えたこの日のボルフスブルク戦。ただでさえ好調だった香川が活躍するのも必然だった。

 ここ7試合で5得点の固め打ち。一時は出番が減って苦しんだ香川だったが、欧州2年目の11~12年シーズン以来となる2桁得点までもあと1ゴールと迫った。今季残すはリーグ戦2試合と21日のバイエルンMとのドイツ杯決勝。存在感を増した香川が強烈なラストスパートを仕掛ける。

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2016年5月1日のニュース